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報告:講演会”日韓における共通歴史教材の作成を通じての和解取組”

2019年6月23日(日)14時より本学2号館にて学習院女子大学国際学研究所と科研費基盤研究B「バルカン諸国の歴史教育から見た紛争と和解の研究」の共催で講演会が開催されました。以下の写真は当日、撮影したものです。

上記科研費の研究分担者でもある国際学研究所の中島崇文副所長がファシリテーター、また、司会進行全般を務めました。

講師を務めて下さった帝京大学の魚山秀介先生の「日韓における共通歴史教材の作成を通じての和解の取り組み」と題するご講演は、現場での長年のご経験に基づいた、大変中身が濃く、新鮮で刺激的なものでした。
『向かい合う日本と韓国・朝鮮の歴史 近現代編』(大月書店、2015年)の中で、苦労を重ねながらも韓国の教員と一緒に「竹島と独島」を執筆された経緯のお話は極めて興味深いものでした。
ご講演に続いて、上記科研費の研究代表者である跡見学園女子大学の石田信一教授がバルカン各国を取り扱った共通歴史副教材を紹介しながらコメントしました。
その後の質疑応答も有意義なもので議論も大いに盛り上がり、当初の予定時間は大幅に延長となり、講演会全体が3時間を超過したほどでした。
本学の国際コミュニケーション学科の羅京洙准教授のみならず、4年生の井澤希さんも積極的に手を挙げて発言し、大変有意義なひと時となりました。

魚山先生を始めとする参加者の皆様には厚く御礼申し上げます。

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