2023年7月5日、前駐中国大使の横井裕氏、清華大学教授の王中忱氏、東華大学准教授の李嘉冬を迎え、日中交流の歴史と未来をテーマに国際フォーラムを開催しました。
横井先生による講演:「相互理解が進むための前提と方法についての経験論」
王先生による講演:「文化触変と知的生産の創造力ー「改革開放」の中国における日本文化の受容を例にして」
李先生による講演:「中国の若者は日本をどのように見ているのか?」
フォーラムの意義と目的
日中関係では政治や軍事などハードな側面を注目されることが多い昨今、文化的交流や人や人との関係に注目して、横井先生、王先生、李先生のそれぞれの立場から文化交流の未来について、お話してもらえればと考えました。皆さん、結婚のようなパーソナルな関係が深い外国はどこか知っていますか?アメリカ人、フランス人、いいえ違います。実は中国人や韓国人が、日本人の国際結婚の相手として常に上位を占めています。政治的な軋轢と民間交流が進展が伴う今、学生には文化・人的交流の側面から日中関係の歴史と未来について学んでほしいと思ったのが、本フォーラムを開催した理由です。(国際学研究所所長・金野先生)
今回のフォーラムの様子は、実際に参加した学生によるレポート「学女と研究」でもご覧いただけます。