報告:フォーラム「海外の日本研究の新たな動向などについて」

国際学研究所では2024年7月10日(水)にカナダのブリティッシュコロンビア大学からクリスティーナ・ラフィン教授を招いて国際フォーラムを開催いたしました。フォーラムのコメンテーターを務めてくださったのは、日記文学などの分野で日本を代表する研究者である伊藤守幸名誉教授(学習院女子大学)です。

海外の日本研究の新たな動向などについて

日時:7月10日(水)2限 10:40〜12:25
場所:222教室
講師:
クリスティーナ・ラフィン氏(ブリティッシュコロンビア大学)
コメンテーター:
伊藤 守幸 名誉教授(学習院女子大学)
司会:
金野 純 教授(学習院女子大学 国際学研究所長) 
主催:学習院女子大学 国際学研究所

200名近い学生らを前にして、ラフィン教授はカナダで活躍する文学研究者の視点から日本研究の歴史を振り返りつつ、教授自身のライフ・ヒストリーを紹介し、研究と社会運動の関わりについて熱く語ってくださいました。カナダの学生たちの、環境問題をはじめとした社会的正義に対する実際の活動は、日本の学生らにとって非常に刺激的に感じたようでした。

また日本について学ぶ研究者として種々の社会問題に対してどのように関わるべきなのかを常に自問する誠実な姿勢は、日本の大学に所属する我々のような研究者にとっても考えさせられることが多い講演となりました。

(金野純:国際コミュニケーション学科)

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