報告:講演会”道成寺縁起 絵解きの魅力”

12月1日(金)午後5時より学習院女子大学2号館223教室において『道成寺縁起 絵解きの魅力』公演を開催いたしました。

道成寺縁起とは、道成寺にまつわる安珍・清姫物語=和歌山県を流れる日高川の大蛇伝説を室町時代に絵巻に描いたものです。
徳田所長のごあいさつと解説に続きまして、天音山道成寺よりお越しいただいた院主 小野俊成師に、縁起絵巻上下2巻の模本を見台上で動かしつつ独特な口調で絵解いていただきました。

公演会後半、客員研究員 木村恵子氏には「龍蛇女への変容の意味ー道成寺ー」、式町眞紀子氏には「尽きせぬ執心ー『鉄輪』の鬼、『道成寺』の蛇」と題して道成寺縁起にまつわるレクチャーをしていただきました。

学習院女子大学関係者のみならず学外からも多くの聴講者がお越しになり、補助席を設けた会場はお陰様で満席となりました。聴講者の方々には、内容がとても興味深く勉強になったので、またこのような公演を開いてほしいとのコメントもいただきました。
ご来場くださいました皆様、ならびにご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。

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