【東アジア共同体論-学際的アプローチ】李嘉冬先生

講義名

戦前、戦時期における日中交流史:近代日本の対中国文化政策の確立および関連事業

講師

李嘉冬(東華大学)

講義日

2015/10/13


国内外から研究者を招聘しておこなわれる特別総合科目IV(東アジア共同体論-学際的アプローチ) において10月13日(火)、東華大学・李嘉冬先生の講義(「戦前、戦時期における日中交流史:近代日本の対中国文化政策の確立および関連事業」)が行われました。

李先生は、戦前・戦中の中国における日本の文化事業として、北京の人文科学研究所、上海の自然科学研究所、日本国内の東方文化学院などを挙げ、その多様な側面をわかりやすく整理するなかで問題点とともに成果についても触れ、義和団事件賠償金の使用意図をめぐる日中間の行き違いや中国側の「文化侵略」批判がある一方で、自然科学研究所における風土病の研究は中国の衛生環境に良い影響を及ぼす一面もあったことなどを紹介してくださいました。

質疑応答では、最近の日中関係に関する質問も含めて、多くの学生から質問がだされ議論がおこなわれました。

補講−研究者の視点から

Youtube

(*本講義は一般財団法人ワンアジア財団の助成による講座です。)

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