国際フォーラム:21世紀アジア太平洋時代の日米関係

国際学研究所では2022年3月16日、本学やわらぎホールで「21世紀アジア太平洋時代の日米関係」と題し国際フォーラムを開催しました。
世界的に著名な政策関係者及び研究者を招聘し、近年変動の大きいアジア太平洋地域の国際関係を広く視野に入れながら、日米関係の今後について展望しました。

急速な経済発展に伴い、国際社会におけるアジアの存在感は増大しています。しかし大きく異なる政治体制の混在は、アジアの国際関係の将来を予見することを困難にしています。そのため変動する21世紀のアジア太平洋の国際関係において、日米関係のあり方は政治学的に極めて重要なテーマであると同時に、社会的要請の高い課題でもあります。

本フォーラムでは、日米の政策決定に関与する著名な実務者と研究者がアジア全体の政治力学を視野に入れながら日米関係を考察し、21世紀のアジア太平洋における日米関係の行方について活発な議論を交わしました。

ダイジェスト映像

フォーラムの模様は以下のリンクからご視聴いただけます。
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プログラム

9:00 – 9:10 開催挨拶
9:10 – 9:20 開催記念メッセージ
9:20 – 10:20 基調講演
Panel Discussion「アジア太平洋と新世界秩序」
10:40 – 12:20 Session I 米国からの考察
13:20 – 16:00 Session II 東アジアからの考察
16:00 – 16:15 閉会挨拶

プログラムの詳細

8:45 – 9:00 受付 (MC : 学習院女子大学国際学研究所顧問 大出 隆)
9:00 – 9:10 開催挨拶 学習院女子大学長 大桃敏行
9:10 – 9:20 開催記念メッセージ (ビデオメッセージ) 駐米特命全権大使 冨田浩司
9:20 – 10:20
基調講演
(9:20 – 9:50) – 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎  →視聴する
(9:50 – 10:20) – 戦略国際問題研究所所長 (CSIS) President & CEO John Hamre →視聴する
10:20 – 10:40 Coffee Break
10:40 – 12:20 Panel Discussion「アジア太平洋と新世界秩序」

Session I 米国からの考察
・モデレータ:NHK 高橋弘行
・パネリスト
(1) 戦略国際問題研究所(CSIS) President & CEO John Hamre
(2) ウィリアム&メリー大学教授 Lawrence Wilkerson
(3) スティムソン・センター名誉会長 Lincoln Bloomfield

(10:40 – 11:40) Panelist Speech (Wilkerson氏 / Bloomfield氏 各30min.)
(11:40– 12:20) Discussion→視聴する

12:20 – 13:20 Lunch

13:20 – 16:00 Session II 東アジアからの考察
・モデレータ:NHK 高橋弘行   
・パネリスト
(1) 駐ベトナム米国大使 Marc Knapper
(2) 東京大学教授 川島真
(3) 青山学院大学教授 Lim Jaehwan(イム・ジェファン)
(4) 読売新聞社論説委員兼編集委員 飯塚恵子

(13:20 – 14:40) Panelist Remark (4氏各20 min)

14:40– 15:00 Coffee Break
(15:00 –16:00) Discussion
16:00 – 16:15 閉会挨拶 学習院女子大学国際学研究所長 金野純

パネリスト

メディア掲載

国際フォーラムの様子が、2022年3月31日の読売新聞夕刊に掲載されました

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